介護職として仕事に就いたが、思っていた仕事内容と違ったという方もいるのではないだろうか。そういった失敗を繰り返さないためにも、転職をする際にはいくつか注意しておきたいことがある。

まず仕事を長続きさせるためには、会社のスタイルが自分の生活スタイルに合っているかどうかが最も重要になってくる。どれだけ人のためになりたいといったような強い思いがあっても、会社が自分の生活のスタイルに合っていないと、どこかで無理をしている自分が出てくることになる。例えば給料が思っている以上に低い場合には、生活していくのが苦しくなり、またそんな中で残業などが入ってしまえば、体力的にも持たなくなってくる。それがストレスとなり、体に支障が出て来る場合もあるのだ。その状態では、仕事を長く続けていくことは出来ない。そのため、仕事を探す際には給与や勤務時間や休日や待遇などを事前にしっかりと確認をしておかなければならないのだ。

そしてもう一つ大切なことは、働こうとしている会社で自分はどのように成長していくことが出来るのかを考えることだ。何も目標をもたないまま漠然と働いているだけでは、どれだけ長い間勤めていても成長するのは難しい。しっかりと自分はどのような介護職員になっていきたいのか、数年後の自分はどのように成長しているのかを考えさせてくれる会社だと、仕事と前向きに付き合っていくことが出来、介護職員としても成長することが出来るだろう。

人材不足で需要の高い介護職は多様な働き方も可能で、働く場所の選択肢も幅広い。明確なイメージを持って転職に臨むことが失敗しないためにはとても重要である。